一般財団法人職業訓練教材研究会について
弊会は、職業訓練用教材の専門出版社です。昭和41年の設立以来50年以上に亘り、一貫して、厚生労働省認定教材、各種業界団体の専門教材を刊行しています。職業訓練用教材は、学校で使う教育用教材と異なり、より実践的で、わかりやすく、習得しやすいよう、体系的に構成されているのが特徴です。
弊会が独自のノウハウで刊行する教材は、国による雇用のセーフティネットである全国の公共職業能力開発施設(各都道府県の職業能力開発校、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業能力開発促進センター、障害者職業能力開発校)や、企業・法人等の行う認定職業訓練、各種業界団体の専門研修などにおいて幅広く活用されています。
VTEXソリューションとは
弊会が長年の経験で培ってきた専門能力を習得することに特化した教材開発のノウハウと、弊会が運営・管理しているWebシステム「VTEX」を高度に融合させた、認定資格制度の実施・運営する仕組みです。
サポート 電子教材の開発
サポート 検定の運営管理
サポート
- 団体が認定するオリジナル資格制度の設立をサポート
- 検定試験用の公式電子教材の開発をサポート
- オンライン検定試験の運営、実施、管理をサポート
※ VTEXは現在システム開発中。
オリジナル認定資格制度を実現化
従業員にスキルアップする機会を提供する体制を構築したいと思っている企業は多く存在します。ところが、いざ具体化を考えると、基準がない、ノウハウがない、仕組みがない、人員不足など、課題が山積していることに気づかされます。
こうした取り組みは、企業単独で行っても効果が限定的になってしまい、費用対効果の面から考えても、「継続性」「リスク」「コスト」というハードルが実現化を阻んでいます。
そこで、業界団体がリーダーシップを取り、業界を横断したオリジナル認定資格制度を創設することで、従業員にスキルアップする機会を提供する体制を整備することができます。業界を挙げて、人材の確保・育成・定着の一体的な体制を提供することができれば、会員各社への大きな貢献となります。
VTEXソリューションは業界のリーダーシップによるオリジナル認定資格制度をローリスク・ローコストで実現するプラットフォームとして、豊富な経験によって教材作成から試験管理まで一貫してサポートしていくシステムです。
オリジナル認定資格がもたらす効果
働く人々の有するスキル(能力・技術・知識)を一定の基準により検定し、業界団体として証明するのが認定資格です。資格制度の存在は、会員企業や、そこで働く人々にとって、多くのメリットをもたらすことができます。
- 会員各社が、自社の従業員のスキルレベルを把握でき、人材育成の方針と、具体的な手段を得られる。
- 業界で働く人々が、自分のスキルレベルの現在位置を知り、将来のビジョンを持つことができる。
- 業界として人材育成に積極的に取り組むことで、なり手不足の解消、定着率アップにつなげることができる。
- 発注する側(顧客)にとって、仕事を依頼する際の安心と信頼性の指標となる。
- オリジナル認定資格を持つことで、業界団体としての独自性やバリューを高めることができる。
- 業界スタンダード教材を確立することで基準ができ、技術の「みえる化」ができるようになる
「自分たちの業種・職種に完全にマッチしている」スキルアップ・プログラムなので、ムダがありません。また、法令や規格の改正にも柔軟に対応できます。
VTEXソリューションの概要
仕事をするために身につけているべき必要スキル(能力・技術・知識)を「みえる化」し、基準を定めてコンテンツ化し、検定して、合格者に資格を認定します。働く人の実務からスキルを「視覚化」→「資格化」してくので、実用的で実践的です。
- STEP 01
- 仕事の分析
- 実務に必要なスキル(能力、技術、知識)を洗い出す。
- STEP 02
- 基準を定める
- 基準の細目と等級分けを決める。
- STEP 03
- 教材作成
- 基準の細目に準拠した教材を作成する。この中から試験問題を作成する。
- STEP 04
- 検定試験実施
- 基準に基づいてスキルの習得程度を測定し評価する。
- STEP 05
- 資格授与
- 合格者に資格を認定する。資格がスキルを裏付ける証明となる。
- STEP 06
- 働く人々のスキルのスパイラルアップ化
- 基礎の習得 → 上級への挑戦 → 次世代の育成・・・。
- STEP 07
- 会員社への貢献
- 実務能力の水準が向上し、資格の認知度、評価、信用も向上する。
- STEP 08
- 業界活性化
- 社会的信頼の向上、次世代への将来ビジョン提示、なり手不足の解消化へ。
VTEXソリューションが他の類似サービスと大きく異るのは、「職業訓練のノウハウに基づいた仕組み」である点です。実務スキルの確実な習得と、それらを実践し活用する能力を身につけるメソッドなので、インプットではなく、アウトプットがメインとなります。